転勤族のあさりにとって、引っ越しの度に頭を悩ませること。それは、
「子どもの習いごと」
です。子どもにスポーツを、子どもに勉強を、子どもにお友だちを、親にもお友だちを・・・。
あさりの習いごとに対するスタンスはいくつかありますが、親として意識していることが一つ。
それは「親のさせたい習いごとをさせない」です。
ピアノをさせたい、英会話をさせたい、サッカーをさせたい、親としては子どもの活躍を
期待するものです。世のあらゆる習いごと、その接点を作り出すのは間違いなく親の
役目ですが、最初から親が「○○をさせたい」と思い過ぎてしまうのは危険。
親の意識が強すぎると、一度始めた習いごとをやめることができなくなります。
「一度始めたことは最後までやりなさい」「お金を払ってるんだから」
口にしなくても、こんなセリフが頭によぎることはあるはず。そんな時、親の想いが
強いと、子どもの意に反してブレーキが効かなくなるのです。
もちろん「子どもが根を上げたらすぐに辞めさせろ」という訳ではありません。
子どもの様子を注視し、頑張らせるのかどうかも親の判断です。
ただ、そこに「親がさせたいから」という感情が入ってしまうと、子どもに
無理をさせるリスクが出てきます。
あくまでも主役は“子ども”、それを導き、支えてあげるのが親の役目。
つまり、親も日々勉強です・・・。